当会に寄せられたご意見(2014年9月~10月)

2014年9月~10月の間にいただきましたご意見投稿の中から投稿者が「公開しても構わない」とご回答されたご意見の一部をここでご紹介します。

今回は男性だけでなく、女性の方からもいろいろなご意見をいただきました。


JR福知山線利用者の方からの投稿

●性別:男性

●貴会のHP拝見させていただきました。

毎日福知山線に乗車する身として応援しております。

1点だけ。ぜひとも「女性専用車両は男性の任意協力」と併せて、「痴漢防止・冤罪防止には効果なし」という周知活動をより徹底いただきたいと思っています。

# 貴会の取り組みや過去の行動を全て把握できておりませんので、実施済み・見当違いの発言でしたら謝罪いたします。

貴会の取り組みとして、もっとも注目されやすいのは非協力乗車と思います。そのため、一般利用者には前者に焦点が当たりやすく、 「任意協力」のみが議論の焦点にされやすいと思います。

女性専用車両について考える場合、痴漢防止・痴漢冤罪防止、実際は女性優遇の利便性や不公平感といった短絡的な思考に走りがちで、男性専用車両や優先車両という考えに至りやすいと思います(私もそうでした)。

そういった男性専用車両とか運賃を変えろという過激な主張が貴会と関係ない場で展開され、あたかも貴会の主張として誤認されてしまうのでは?と危惧しております。

当会からの回答

※当会にご意見投稿ありがとうございます。

当会が以前から申し上げている通り(そしてあなたもご承知くださっている通り)、女性専用車両に痴漢冤罪防止効果はありません。むしろ逆効果であるとさえ言えます。

そもそも、女性専用車両ができて痴漢の発生する可能性のある車両が一両減っているのに、全体での痴漢が減るどころか増えているのですから、女性専用車両以外の車両で冤罪に遭遇する可能性はむしろ上がっていると考えるのが自然でしょう。

事実、女性専用車両導入後も女性専用車実施中の列車で痴漢冤罪が多発しています。

ところが、ネット上などを見ていると未だに「女性専用車両のおかげで冤罪におびえなくて済むようになり助かっている。女性専用車両をなくされたら困る」などという、勘違いも甚だしい男性の意見が散見されます。

これでは、ヤブ医者に効きもしない薬を飲まされて、「ありがたや、ありがたや」と言っている患者のようなものです。

当会としてもこの女性専用車両が痴漢冤罪防止にならないことも含め、世間が誤解していると思われるようなことについては、それを正すべく、当会サイトや街頭での演説(街宣)でも意見・主張を述べてきていますが、世の中全体に一度定着した認識を行き渡らせようとすると、そう簡単には行きません。

しかしながら、地道であっても少しでも当会や他いくつかの団体が取り組んでいるこの運動の存在を知る人を増やしていくことで、当会などが普段言っていることを少しでも多くの人に見ていただけるようになり、そうした誤認識の解消にもつながるのではないかと考えています。

男性専用車両とか女性専用車両を設けるなら男女で運賃を変えるべきといった主張はそれ自体はとくに過激というわけではないと思いますが、当会でもこれまで度々述べてきている通り、男性専用車両を求める考えは言っている本人が女性専用車両のみの現状に反対しているつもりでも、世間では「女性専用車両賛成」と取られてしまうため、下手をすれば「女性専用車両のみの設置に大多数が賛成」などという方向にうまくもっていかれる恐れがあります。


当会の活動に理解のある女性からのご意見

●性別:女性

●電車内での痴漢にあったことがある身ですが、女性専用車両を望む気はしません。

痴漢をするのは性的な意識があるせいだとは理解していますが、性そのものが痴漢を誘発しているわけではなく、その個人の人格や欲求の問題だと思うので。

私は地方なので電車に頼らざるを得ない社会状況には無いので、身のある意見にはならないと思いますが…運転免許をとって以来電車には乗りません。

その理由は痴漢などよりも、電車内での女性集団のマナーの悪さに不快感を感じる機会が多かった、ということのほうが大きいです。性別でくくってはいけないと思いますが、3回痴漢にあったことより、数十回不快な思いをさせられたことのほうがダメージが大きく、大半が女性だったので…

大変一元的な偏った視点で見ると、痴漢は個人の問題ですが女性は女性だけの集団になると女性に甘くなるのでマナーの改善は望みにくいという集団の問題なのですよね。性差を言うのならば、女性専用車両はマナーの低下を招くという側面も意識してもらいたいです。 痴漢やマナー違反なそういった方々に意識を変えていただきたい気持ちは強いですが、マナーに関しては不快ならば自ら回避しようと思うだけで「マナー違反!降車しろ!乗るんじゃない!」などとは思いません。

予防的見地からすれば、痴漢怖い!男性嫌い!というならば回避すればいいのにな…としか思わないし、同じ料金を払っているのに同時間帯で乗車率など優遇を受けるというのは随分な話だと思います。
変な話、高速のSAのトイレなどで女性便所が混み合うと女性は平気で男性便所に行ってしまいます。逆だと通報されかね無いのに…女性のフェミニズムが暴走しているのかもしれませんね。痴漢が~男性が~と唱える方が専用車両肯定派なのでしょうからあえて女性というくくりで書かせていただきました。

女性専用車両を設けるより、グリーン車までは言いませんがハイクラス車両として別料金を払って乗車するシステムを用いるべきだと思います。そういったシステムなら人混みが苦手という個人的な理由の人も乗れるし、痴漢被害のトラウマという個人的な理由の人も然り。料金がかかることで乗車率の優遇と対価というバランスも取れます。障害があってそちらに乗る必要があれば手帳提示で料金は課せられなかったり、幼児連れの場合も子育て優待カードなどで免除されたりすれば正当な福祉も取り漏らさず提供できますよね。そちらに本来必要な人とあえて必要と思う人が乗ればいいと思います。 女性の立場から見ても、偏った優遇は逆差別にしかならないと思うので、女性専用車両は無意味。女性優位のような傲りからくる男性差別、ご遠慮・ご協力といった曖昧な言葉で強制する横暴さも不快です。 非協力乗車でトラブルが起きるのは私もつい眉を顰めてしまいますが、結局根源にあるのは女性の中にある逆差別ですからね…デモや啓発活動として理解できます。そういった活動をあえてしなくてもよくなるよう、早く平等な鉄道システムへのシフトチェンジが叶うといいですね。応援しています。

当会からの回答

※当会にご意見投稿ありがとうございます。

あなたは物事を客観的に見ることのできる方のようですね。

あなたのような女性の意見を見ると、まだまだこういう方もいらっしゃるのだなと思います。

電車内での痴漢にあったことがある身ですが、女性専用車両を望む気はしません。

痴漢をするのは性的な意識があるせいだとは理解していますが、性そのものが痴漢を誘発しているわけではなく、その個人の人格や欲求の問題だと思うので。

仰る通り、痴漢はその行為を行う個人に問題があるのであって、それを一律に男性だからという理由で排除しようとする女性専用車両は(女性専用車両を100%疑いなく痴漢対策として見ても) おかしいのですが、以前から当会が述べて来ているとおり、実際にはそもそも痴漢対策という理由自体が非常に嘘臭いものです。

女性専用車両を設けるより、グリーン車までは言いませんがハイクラス車両として別料金を払って乗車するシステムを用いるべきだと思います。そういったシステムなら人混みが苦手という個人的な理由の人も乗れるし、痴漢被害のトラウマという個人的な理由の人も然り。料金がかかることで乗車率の優遇と対価というバランスも取れます。障害があってそちらに乗る必要があれば手帳提示で料金は課せられなかったり、幼児連れの場合も子育て優待カードなどで免除されたりすれば正当な福祉も取り漏らさず提供できますよね。そちらに本来必要な人とあえて必要と思う人が乗ればいいと思います。

正におっしゃる通りなのですが、いくら提案してもやろうとしないのが鉄道事業者です。

そしてその一方で、政党や国交省などの「お上」から何か言われると、それには従うわけです。

女性専用車両を設置した際も最初は「ラッシュ時の安全確保が・・・」などと難色を示していながら、公明党や国交省などに言われると、結局言うことを聞いて女性専用車両を導入しましたし・・・

あなたからいただいたご提案の他にも女性専用車両を「こうするべき」という意見(男性専用車も作るべきとか、男性の運賃を割り引くべきだというような意見)は多数存在しますが、それがただの一般市民の声である限り、鉄道事業者はそれを問題にしようとすらしないのです。

そればかりか、反対意見の存在を知りながら、さらに女性専用車両を拡大しようとしたり、女性専用車両を商業目的(女性専用車両限定広告など)で利用し始めたりする鉄道事業者もあるわけで、結局は私達が行っているような非協力乗車等の活動で鉄道事業者に対し、牽制をかけるしかないというのが現状なのです。

非協力乗車でトラブルが起きるのは私もつい眉を顰めてしまいますが、結局根源にあるのは女性の中にある逆差別ですからね…デモや啓発活動として理解できます。そういった活動をあえてしなくてもよくなるよう、早く平等な鉄道システムへのシフトチェンジが叶うといいですね。応援しています。

世間には「文句があるなら女性専用車両に乗り込まずに、鉄道事業者に直接言えばいいものを・・・」という方もいますが、そういう人ほど実は現実を分かっていないのです。

私達も本当はそのような活動(乗車活動)はしたくありませんし、鉄道事業者がきちんと話し合いに応じるのなら話し合いますが、先にも述べた通り、鉄道事業者が話し合いにまともに応じるとはとても思えませんので・・・

今後とも当会への支持ご支援、よろしくお願いいたします。


鉄道会社に抗議したが、相手にされなかった方からの投稿

●性別:男性

●日々の活動に敬意を表します。

初めてメールいたします。

先日、○○線(※)の女性専用車に乗った時、周りの女性から「男は降りろ!!」と暴言を吐かれ、屈辱的な侮辱を受けました。

(※注:この方は、路線名と会社名を明記して投稿して来られましたが、当会のほうで事実確認したものではないため、念のため当会のほうで路線名と会社名を伏せました。)

早速、○○鉄道お客様ご意見センターに意見TELをしましたところ、対応が酷過ぎて、○○鉄道の会社としてのレベルの低さを実感しました。電話口に出た社員に侮辱を受けた経緯を説明し、以下の質問をしました。

私:「男性も乗車できるのですか?」

○○鉄道:「男性のお客様にはご協力をお願いしています」

私:「だから、男性も乗れるか否か、YESかNOか、答えてください」

○○鉄道:「ですから男性にはご協力をいただいております」

私:「乗れるか、乗れないか答えてください」

○○鉄道:「ご協力をいただいております」

私:「ではその[ご協力]には任意性が担保されていますか?

○○鉄道:「ご協力です」

もう、話にならないので一方的に電話を切りました。

一時間後、再度TELし、同様の質問をしたのですが、結局この時に対応した社員も、「ご協力」を連呼するばかりで結局話が進展しませんでした。国交省も最高裁判所も男性が乗れることを認めており、法的拘束力が無い旨を話しても「ご協力をいただいている。それ以上でもそれ以下でもない」との回答。

○○鉄道という会社は社員に任意性が担保されていることを客に説明しないよう教育を受けているのでしょうか?

こんな会社が公共機関として成り立っている事自体が許せません。

この会社には「女性専用車両」の改善をできないと実感しました。

当会からの回答

※当会にご意見投稿をいただき、ありがとうございます。 女性専用車両への乗車と鉄道会社への電話の際に嫌な思いをされたことにつき、心中お察し申し上げます。

これは、「ご協力をいただいている」で押し切って、反対派が諦めるのを待つ手法と思われます。

ですから、ここで諦めたら鉄道会社の思う壺なわけです。

しかし、かといって個人でできることには限界があります。

恐らくこの先、いくら抗議しても「ご協力いただいています」で、あなたが諦めるまでひたすら押し切ってくるでしょう。

当会がなぜ非協力(任意確認)乗車活動を行っているかといえば、このように鉄道会社に直接抗議したところで「その場をやり過ごされるだけ」だからです。

インターネットなど世間の声を見ていると、「女性専用車両に無理やり乗り込んで、女性客や現場の駅員・乗務員に文句を言っても反対派の印象が悪くなるだけ。そんなに女性専用車両に文句があるなら、鉄道会社に直接文句を言いに行けばいいのに、反対派はなぜそんなこともわからないのか」などと言う人がいますが、こういう人こそ実は「何もわかっていない」のです。

鉄道会社に文句を言っても、その場をやり過ごそうとするだけで、まともに話し合いにも応じようとしない(軽くあしらっておけばそのうち諦めるだろうという態度をとる)わけですから、こちらとしては鉄道事業者を困らせる(もちろん合法的に)しかないわけです。

つまり、強制すれば法的に問題になりかねない女性専用車両を法に触れないよう、制度上「任意協力」にして、それを乗客には隠蔽するという姑息な真似を鉄道会社はしているわけですから、私達としてはそこを突く活動をしているわけです。

もし、それで何か問題が起きても、制度上は任意協力ですから、乗車した反対派を処罰するようなことはできず、結果的に鉄道事業者自身が何らかの対策(社員教育など)を取らざるを得なくなります。

もしあなたが、「鉄道会社をどうしても許すことが出来ない!」とお考えなら、当会にご入会の上、乗車活動に参加されることをお勧めします。


京浜東北線利用の女性からの投稿

●性別:女性

●先日、京浜東北線で若い男性が高齢のおばあちゃんと一緒に乗ってきました。

すると、「ここは女性車両だよ!」と声を荒げて叫んだバカが居ました。

小児、体調不良者、障がい者、介助者は乗車出来るのに、なぜこのような非人間的な発言が出来るのでしょうか?

介助者に対してこのような仕打ちをするのであれば、女性車両はなくして、1両丸々優先席とした方がよっぽどマシかと思いました。
女性車両はいらないと思いました。あくまでも、優先席と同じ筈なのに、我が物顔してこんなバカなことをするのが居るのであれば。

当会からの回答

※当会にご意見投稿ありがとうございます。

おっしゃることについては私達も概ね同感なのですが、今の世の中、変な規則が横行して常識でものを考えられない人達がますます増えているような気がします。

高齢者と一緒の若者ですら男性というだけで「乗ってはいけない」なんて、どう考えてもおかしいですよね?

私たちも一生懸命、運動を続けてきましたが、このような活動は男性がいくら声を上げても「お前は痴漢がしたいからだろう」とか、「そんなに女と一緒に乗りたいのか?」などと言われるだけで、なかなか訴えが理解されず、マスコミもなかなか取材や報道をしてくれません。

当会には女性会員もいますが、まだまだ少な過ぎて、手が足りない状況です。

ちなみに3年前の産経新聞大阪版には、以下のような投書が掲載されたことがありました。

87歳の老人でさえも乗せて貰えない女性専用車両って一体、何なんですかね?

(2011.5.25 産経新聞夕刊(大阪本社発行版)「夕焼けエッセー」掲載)

今風のきまり 田中忠彦 87 大阪府寝屋川市

足が悪い女房の手を引いて、梅田の地下鉄の幅広い階段をゆっくり降りる途中で、タイミング良く電車がホームに滑り込んできた。

どっと出てきた人波をかわしながら車両に近づいたら、意外にすいている。次の淀屋橋駅までだが、女房とゆったり座れそうなのでホッとした。

今日は銀行に行ったり、百貨店に寄ったりと、日ごろ出歩かぬ女房の気晴らしにでも、と大阪に出てきたが、あちこち歩き回って私も少々疲れていた。女房は私の倍も疲れているに違いない。やれやれ…と一歩車内に踏み込み、支えていた女房が車内に踏み入れたところで、後ろから肩を叩かれた。振り返ると、「ここはダメです」とホームにいる駅員が言った。とっさにその意味がのみ込めず戸惑っている私に、駅員は強面で念を押すように言った。

「ここは女性専用車両です」

気づかなかった。足の悪い女房の介添人だが、決まりなら致し方ない。回れ右をして女房の手を引いた。そのとき、視野の端に、ちょっと気の毒そうに見送る乗客の表情があった。ホームに出て次の車両まで女房のおぼつかない足では時間がかかる。隣の車両の開いた扉はもう目の前に見えている。閉まらないように、と祈るような気持ちで歩みを進めたが、扉は無情に閉まり、列車はゆっくり動き出した。
潮が引いたように降車客が居なくなったホームに、私たち二人だけが取り残され、釈然としない気分で赤いテールランプを見送った。


名古屋の賛成派の女性からの投稿

●性別:女性

●名古屋でOLをしています。学生の頃から、痴漢に遭ったり、友人が被害に遭ったり、被害らしき所を見かけたりしてきました。私は女性専用車が無くなってほしくありません。私が痴漢に遭った時、満員電車の中で私のお尻に股間を押し当てられ、グリグリとされました。その動きを私は故意と感じましたが、実際は分かりません。痴漢です!と声を上げた所で、自意識過剰だとか勘違いだと言われたらどうしよう、逆上して危害を加えられたら?と思って言えませんでした。痴漢らしき所を見かけたときも、そうでした。そんな私にとって、女性専用車は本当に救いです。痴漢は減っていないとこちらで知りましたが、少なくとも私は女性専用車に乗るようになってから痴漢には遭わなくなりました。電車では、化粧をする人や香水・体臭がキツイ人など色々な人が居ますが、痴漢はまったく別物です。何年も経った今でも、その時のことを鮮明に覚えていてとてつもなく嫌な気持ちになります。痴漢の顔も覚えています。 痴漢に遭うことがどれだけ辛いものなのか、個人差はあると思いますが、男性に知ってほしいと思い、投稿しました。 痴漢冤罪を防ぐための男性専用車や、女性専用車が便利な位置にあるから不公平だ、との声はもっともだと思いますし、改善されるべきだと思います。ただ、女性専用車自体を無くすことはしないでほしいです。男性と接触しないことが、確実な対策になるからです。 電車に乗らずに済めばいいですが、通勤や通学の都合ではそうもいきませんから…

当会からの回答

※当会にご意見をいただきありがとうございます。

まず、当会は男性のみの集まりではございません。

女性会員もおりますが、

痴漢に遭うことがどれだけ辛いものなのか、個人差はあると思いますが、男性に知ってほしいと思い、投稿しました。

この発言からあなたは当会を「痴漢被害者の気持ちが理解出来ない(しようとしない)男性ばかりの集まり」というように誤解していらっしゃるのではないでしょうか?

もしそうなら、なぜ当会に女性会員がいるのか、よく考えてみてください。

もしあなたが「女性専用車両=痴漢対策だから正しい」と思っておられるのなら、それは物事の「うわべ」しか見ていないということです。

当会サイトをよく読んでいれば女性専用車両が痴漢対策ではなく、一部政治家などの思惑から出来たものであることはすぐわかると思いますが(名古屋の女性専用車両も公明党が市議会等で交通局に圧力をかけた結果作られたものです)。

当会の女性会員はそのあたりのことはきちんと理解していますよ。

痴漢冤罪を防ぐための男性専用車や、女性専用車が便利な位置にあるから不公平だ、との声はもっともだと思いますし、改善されるべきだと思います。

当会は「女性専用車両が便利な位置に来るから不公平だ」と言いたいわけではないのですが・・・(それなら、「不便な位置なら良いのか」という話になります)

また、当会は男性専用車両を希望する会ではありません。

私達はやるなら(政治目的等ではなく)本当の意味で、差別にならない監視カメラなどの痴漢・冤罪対策をしろと言いたいのです。

私達が女性専用車両の位置や他車両との混雑率の差などを問題にすることがあっても、それは「女性専用車両がとても痴漢対策とは思えない代物だから」であって、「痴漢対策よりも自分たちの利便性のほうが優先だから」ではありません。

同じ運賃を支払っているにも関わらず、表向き痴漢対策と称する、政党の人気取りや鉄道事業者の広告料収入のために、男性であるというだけで、なぜ乗る車両を制限されたりするなどの不利益を受けなければならないのかということです。

痴漢は減っていないとこちらで知りましたが、少なくとも私は女性専用車に乗るようになってから痴漢には遭わなくなりました。

女性専用車自体を無くすことはしないでほしいです。男性と接触しないことが、確実な対策になるからです。

厳しいようですが、こういうのを「木を見て森を見ず」と言うのですよ。

女性専用車両導入後、痴漢が減っていないことを知っていながら、「女性専用車両は確実」と言っているわけですから、(あなたにはそんなつもりは無いかも知れませんが)これでは「女性専用車両内さえ良ければ、女性専用車両でない他の車両は関係ない」と言っているも同然です。

「痴漢に遭うことがどれだけ辛いか・・・」などと痴漢被害の深刻さを強調しておきながら、その一方で女性専用車両以外の車両で今まで以上に痴漢被害が多発していることは全く問題にしていないということですから。

本当に痴漢被害を減らしたいのならJR埼京線で痴漢件数6割減を実現した監視カメラのほうが有効なはずですが、この世間には監視カメラの話を出されると、とにかく何か理由をつけて、監視カメラ案を必死で潰そうとする女性専用車賛成派がいるから不思議なものです。

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女性専用車両について疑問に思っておられる方や不満に思っておられる方はぜひ当会にお越しください。

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