当会に寄せられたご意見(2015年12月~2016年2月)

2015年12月~2016年2月の間にいただきましたご意見投稿の中から投稿者が「公開しても構わない」とご回答されたご意見の一部をここでご紹介します。

今回もたくさんのご投稿をいただきました。

ここで紹介できなかったものや投稿者の方が「公開しないでほしい」としてご投稿くださった中にも良いご意見がたくさんありました。

個別に返信できなかった方にはここでお詫び申し上げます。


東京メトロに抗議された方からの投稿

●性別:男性

●以前、東京メトロに問い合わせた回答です。

参考になりますでしょうか?

東京地下鉄お客様センターです。

平素より東京地下鉄をご利用いただきまして、誠にありがとうございます。

また、弊社ホームページより問い合わせいただきまして重ねてお礼申し上げます。

お客様におかれましては、この度、女性専用車両についてご迷惑をお掛けいたしまして誠に申し訳ございません。

私どもでは、痴漢行為抑止の必要性について認識しており、これまで車内放送、ポスターの活用等啓蒙に努めてまいりましたが、より効果の望める方法として女性専用車を導入しております。また、弱者保護を目的として導入し、男性のお客様にはご理解とご協力をお願いしております。

お客様のおっしゃる通り、法的な強制力はございませんが、上記目的のもと運用させていただいておりますので、ご質問にございます「問題の是非」に関しては、申し訳ございませんがご回答は致しかねます。

また、女性専用車にご乗車になった場合は、お声をかけさせていただく場合もありますのでご了承ください。

東京地下鉄では、お客様に安心してご利用いただける鉄道を目指すべく努力してまいります。

今後も東京地下鉄をご愛顧賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。

東京地下鉄株式会社 お客様センター

http://www.tokyometro.jp

当会からの回答

※投稿者様が東京メトロに対してお出しになった元投稿がないので(女性専用車両に関する抗議であることは分かるものの)文中の「問題の是非」など具体的な抗議内容については分かりませんが、しかしながら世間が「女性専用車両=痴漢対策」と思い込んでいるのを良いことに東京メトロが白々しい回答をしているのはよく分かります。

「弱者保護」と言いながら実際には歩くのもままならない足腰の弱ったおじいさんよりも、若い健常者の女性を優先しているわけで、これだけでも十分おかしいですが、肝心なことには都合が悪いので答えず、こんな回答で片付けて反対意見を「やり過ごしている」わけです。

インターネット上などではよく「女性専用車両にわざわざ乗り込んでないで、鉄道会社に直接抗議すればいいのに」という意見を見かけますが、直接抗議してもこのようにやり過ごされるだけなので、当会をはじめとする反対派はあえて乗車しているわけです。

しかし、あなたがなさっているようなこういう抗議も反対意見の存在を鉄道事業者に伝えるという意味で、決して無意味ではないと思います。

当会でもメールや電話・投書などはもちろん、時には鉄道事業者の本社・本局を直接訪問して抗議活動を行っています。

鉄道事業者は反対派が諦めるのを待っているわけですから、こちらとしてはそうはさせないようにする必要があります。

乗車するにしてもメールや電話などで抗議するにしても、決して諦めないことです。

この度は、当会にご意見投稿くださいましてありがとうございました。


大学生の方からいただいたご意見投稿

●性別:男性

●大学の教養科目で政治関連の授業を履修しており、今回あらためて女性専用車の問題に関心を持ちました。

私は中学時代から電車通学だったので、女性専用車には前々から疑問を抱いていました。

今回このサイトを読んで、女性専用車設定の裏に政治が絡んでいたことを知り、大変驚きました。

「Japanese only」があれ程の大問題になったにも関わらず、「women only」が解決されないのは納得がいきません。

個人的な意見としては、「女性専用車」という差別的名称を廃止し、「思いやり車両」などに改称の上、女性以外にも高齢者や小さな子供を連れた大人(当然、男性も含む)、大荷物を持った人などでも利用できるような車両が欲しいと考えています。

当会からの回答

※ご意見投稿いただきまして、ありがとうございます。

女性専用車両が政治目的に利用されているというのは今から10年余り前、今の女性専用車両が各地に広まりだしたばかりのころからずっとそうなのですが、未だにその事実を知る人はごく一部にとどまっています。

世間の人々の多くは何も知らずにこれを痴漢対策だと思い込んでいるわけですが、あなたのようにこの問題に関心を持ち、真実を知る人がひとりでも増えることを私達は願っています。


当会支持者からのご投稿

●性別:男性

●年内にもう一度だけ投稿させていただきます(注:このご意見投稿は、昨年(2015年)の年末に頂きました)。活動の皆様が仰るように女性専用車は公共交通各社の法的見解の周知不足から、乗らないほうが無難、乗れば罰則、と思わせる誘導的な風潮にて協力の善意とは程遠い実態が分かりました、しかも、この半ば強制のような誘導で「御協力ありがとうございます」、公共交通がこのようなことをやってるようでは公共の施設や場所ですら右に習えの危険性を痛感します、ある鉄道会社は男性が不快、男性の存在が嫌だ、と言った女性の特別な空間確保のための要望に答えたサービスの一貫であると断言をして、さらには女性を痴漢などの犯罪行為から保護する意味合いの回答にて、全ては女性だけが被害者であるかのような片道の図式の回答にて犯罪に対して冤罪は全く議論しない始末、言わば避難的に女性専用車を回避する男性を協力していただいてるなんて、逆に男性客から協力の善意の強要ではないか、とも思いました、協力とか善意は強要や期待だってするものではないし、善意に巡り合わせて初めて感謝の有難うございますなのに誘導を協力にすり替えて有難うだなんてサービス業にあるまじき行為だと思いました、勿論の事、私も協力して女性専用車に乗らない意識ではなく、回避する意味合いで乗らないだけです、しかし一般車両は男女兼用だから犯罪防止と冤罪防止双方に力を注いでもらいたいものです、
てください。応援しています。

当会からの回答

※ご意見投稿ありがとうございます。

仰る通りで、鉄道事業者は女性専用車両が任意協力であることを隠して半ば強制であるかのような運用を行っておきながら「ご協力ありがとうございます」ということで、表向き「多くの男性に理解していただいた上で、ご協力いただいている」ということにしてしまっています。

私達(当会)のようにあえて女性専用車両に乗車する男性は少数派でしょうが、これも多くの男性が自ら進んで協力しているのではなく、やはりあなたの仰るように乗車すると厄介なことになるかもしれないからと「回避」しているだけの人が少なくないからではないかと思います。

女性専用車両は痴漢対策という名目で全国に広がりましたが、実態は痴漢対策などとは全くの別物と言って差し支えないような代物であり、こうした中で痴漢冤罪について議論されるようなことがないのも、ある意味当然ではないかという気がいたします。

そもそも女性専用車両自体が痴漢対策ではないわけですから。

結局、「臭いオヤジがいなくていい」・「空いていて快適」という女性への人気取りや広告料収入源としての女性専用車両を正当化するために「女性の被害者」をダシにしているだけだと思います。


当会に「活動方針の転換をせよ」というご意見投稿

●性別:男性

●貴会の主張は「女性だけ空いている女性専用車両に乗れて不公平だ、男女差別である」というふうに読み取れ、ややもすると感情的であり、ちょっと本質とはずれているように思えました。女性の側に痴漢に対する恐怖がある、というのは紛れもない事実です。一方で、男性の側にも痴漢冤罪に対する恐怖がものすごくある、ところがその恐怖に対しては鉄道会社からほぼなんら対策がなされていない、その不均衡こそが問題の本質であって差別の根源であるのです。

私は、貴会は要求内容を「女性車輛の廃止」ではなく、少なくとも通勤時間帯の「完全に男女の車両を分ける」ことに方向転換図るべきというふうに考えます(女性専用車両に対し男性専用車両の導入という考えとは根本的に違います)。

例えば男女の乗車比率を調べ、男女が3:1くらいで乗っているのであれば3両男性車輛、その隣に女性車輛1両というのを交互に設定していけばどちらかの性が改札口から遠くなるといったこともありませんし、また、どちらの車両が空いていて不公平ということもなくなるでしょう。問題の根源は鉄道会社が痴漢被害対策のポーズとして中途半端に女性専用車両を導入し、一方で「人権問題」に発展するのを怖れてか「完全に男女の車両を分ける」ことを躊躇していることにあります。その欺瞞こそが糾弾されるべきでしょう。よくある質問への回答にそのようなことはできるわけないとありますが、トイレや入浴施設だって男女別に分かれています。通勤時間帯など一定時間帯に「完全に男女の車両を分ける」のは男女双方に利益があり、やむを得ない措置と考えます。

痴漢冤罪事件が頻発していますが、事件をでっち上げて示談金をくすねる案件よりも、ミサンドリーをこじらせたキチガイ“フェミ”女が男性を嵌めるケースの方が圧倒的に多いように思われます。まさに地雷であり、彼女らは確信犯的に見境なく爆弾を当ててきますので、どんなに注意しようとも痴漢免罪は防ぎようがないのです。それに対し「女性専用車両の廃止」は何ら効力を発揮しないどころか「女性専用車輛」に押し込めていた爆弾を再び男性の乗車する車両にばら撒くようなものであり危険です(防犯カメラで映され冤罪が明らかにも拘らず有罪判決を受けたケースもあります)。それも「女性専用車輛」廃止運動がいまいち盛り上がらない(男性側からも支持を得ない)理由の一つでもありましょう。

(以上匿名であれば掲載可です)。

当会からの回答

※いただきましたご意見投稿に対し、以下の通り回答いたします。

貴会の主張は「女性だけ空いている女性専用車両に乗れて不公平だ、男女差別である」というふうに読み取れ、ややもすると感情的であり、ちょっと本質とはずれているように思えました。

当会は「女性だけいい思いしやがって!」というような嫉妬から女性専用車両反対の主張をしているわけではありません。

当サイトで過去に「混雑率の差や利便性の問題は女性専用車両を導入した結果、後から生じた問題であり、本質ではない」と何度も述べていますが、ご存知なかったのですか?

活動報告やご意見紹介のコメントなど、もう少しよくお読みになられては?

女性専用車両に疑問を持つ人の多くが、最初は「混雑率の差」や「自分がいつも利用していた車両が女性専用車両になった」などの理由から疑問を持ち始めることが多いため、当会サイトなどでも混雑率の差のことなどを出すことはありますが、だからといってそれが当会が女性専用車両に反対する主たる理由というわけではありません。

仮に混雑率の差が解消されたとしても、だからといって「女性専用車両に全く問題がない」ということにはなりませんから。

女性の側に痴漢に対する恐怖がある、というのは紛れもない事実です。一方で、男性の側にも痴漢冤罪に対する恐怖がものすごくある、ところがその恐怖に対しては鉄道会社からほぼなんら対策がなされていない、その不均衡こそが問題の本質であって差別の根源であるのです。

確かに男性の冤罪に対しては何ら対策がなされていませんが、この問題は「単にそれだけの問題ではない」ということです。

そもそも女性専用車両自体が一部の政党・政治家の「人気取り政策」になっている一方、一部の鉄道会社では「女性客を呼び込む」・「女性専用車両限定広告で広告料収入をあげる」など、「営利目的」での運行となっており、実態は痴漢対策とはかけ離れてしまっているわけです。

「痴漢に対する恐怖には対策がなされているのに冤罪に対する恐怖には対策がなされていない」という不満を持つこと自体は自然なことかもしれませんが、女性専用車両についてこういう考え方をしていると、「女性専用車両=痴漢対策」という嘘に騙されることにつながります。

私は、貴会は要求内容を「女性車輛の廃止」ではなく、少なくとも通勤時間帯の「完全に男女の車両を分ける」ことに方向転換図るべきというふうに考えます(女性専用車両に対し男性専用車両の導入という考えとは根本的に違います)。

ならば、あなたが団体を立ち上げて、そのように運動すれば良いのではないでしょうか?

自分がしたいことを(自分は動かずに)当会にさせようと思っていませんか?

例えば男女の乗車比率を調べ、男女が3:1くらいで乗っているのであれば3両男性車輛、その隣に女性車輛1両というのを交互に設定していけばどちらかの性が改札口から遠くなるといったこともありませんし、また、どちらの車両が空いていて不公平ということもなくなるでしょう。問題の根源は鉄道会社が痴漢被害対策のポーズとして中途半端に女性専用車両を導入し、一方で「人権問題」に発展するのを怖れてか「完全に男女の車両を分ける」ことを躊躇していることにあります。その欺瞞こそが糾弾されるべきでしょう。よくある質問への回答にそのようなことはできるわけないとありますが、トイレや入浴施設だって男女別に分かれています。通勤時間帯など一定時間帯に「完全に男女の車両を分ける」のは男女双方に利益があり、やむを得ない措置と考えます。

男女別化するということは当然「一部の車両を男性専用にする」ということですが、まず男性専用など作られるわけがないのです。

推進する側(政党など)や鉄道事業者に何のインセンティブもありませんから。

また、物理的な面から言っても、ラッシュ時に車両を男女別にしてしまうのはほぼ不可能です。

特に首都圏などでは女性専用車両を一両設けただけでも、混雑などから「混乱を招きかねない」としてよく解除されたりしますが、そんな状態で完全男女別にすればどうなるかということです。

トイレや入浴施設とはわけが違うのです。

痴漢冤罪事件が頻発していますが、事件をでっち上げて示談金をくすねる案件よりも、ミサンドリーをこじらせたキチガイ“フェミ”女が男性を嵌めるケースの方が圧倒的に多いように思われます。まさに地雷であり、彼女らは確信犯的に見境なく爆弾を当ててきますので、どんなに注意しようとも痴漢免罪は防ぎようがないのです。それに対し「女性専用車両の廃止」は何ら効力を発揮しないどころか「女性専用車輛」に押し込めていた爆弾を再び男性の乗車する車両にばら撒くようなものであり危険です(防犯カメラで映され冤罪が明らかにも拘らず有罪判決を受けたケースもあります)。それも「女性専用車輛」廃止運動がいまいち盛り上がらない(男性側からも支持を得ない)理由の一つでもありましょう。

まず、「痴漢冤罪は、示談金をくすねるケースよりもミサンドリーをこじらせた女が男性を嵌めるケースの方が圧倒的に多い」というのは何を根拠に言っておられるのでしょうか?

また、「今の女性専用車両がそのような”爆弾”を押し込めておくためのものとして機能しているので、女性専用車両が廃止されると危険」というのもやはり、何を根拠に言っておられるのでしょうか?

「女性専用車両廃止運動だから男性側からも支持されず盛り上がらない。

男女別化運動にするべきだ」というのなら、もう一度言いますがあなたが中心になってそのような運動をすれば良いと思います。


女性専用車両が痴漢冤罪対策になると本気で信じている人からの投稿

●もし、女性専用車両が無くなってから、貴方達(男全員)が痴漢の犯人として冤罪を掛けられたとき、一切の文句は、言わないのでしょうか?

痴漢による冤罪、または、痴漢されたとでっち上げて金を巻き上げる人から男が身を守るためにも必要だと思いますが、いかがでしょうか?

返答お待ちしております。

当会からの回答

※女性専用車両を設けても痴漢が減っていないのですから、冤罪も減りません。

女性専用車両が痴漢冤罪対策になるというなら、女性専用車両導入前後の痴漢冤罪件数のデータをお示し願います。

女性専用車両を設けても痴漢が減らないということは女性専用車両でない車両に(痴漢のターゲットになる)女性が十分な人数いるということであり、当然のことながらそこで冤罪も発生します。

さらに言えば、女性専用車両が出来た分、非女性専用車両が一両減っているのですから、女性専用車両以外の車両1両当たりでは痴漢(及び冤罪)の発生頻度はかなり上がっているといえるでしょう。

そもそも、「女性専用車両が出来ると女性がそちらに行き、非女性専用車両から女性がいなくなって男性が冤罪に気を使わなくて済むようになる」というのが、根拠のない思い込みです。

ましてや、わざと痴漢をでっち上げて男性から金を巻き上げるような輩がわざわざ「獲物」のいない女性専用車両に乗るわけがないでしょう。

まあ、あなたがどのようなご意見を持とうとそれはあなたのご自由ですが、もうちょっと考えましょうよ。

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女性専用車両に反対する会では新規入会者を随時募集しています。
当会は男女を問わず、さまざまな年齢や立場の会員が在籍しています。
女性専用車両について疑問に思っておられる方や不満に思っておられる方はぜひ当会にお越しください。

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