当会に寄せられたご意見(2017年2月~3月)

2017年2月~3月の間にいただきましたご意見投稿の中から投稿者が「公開しても構わない」とご回答されたご意見の一部をここでご紹介します。


前回、ご投稿を採用させていただいた方からのお返事

(※注:この方は前回の当コーナー2016年11月~2017年1月の間にいただいたご意見投稿の中で、「関西の方からいただいたご意見投稿」のタイトルでご紹介した方です)

●性別:男性

●先日、関西の某大手事業者の対応についてご意見した者です。

さっそくのコメントをありがとうございます。

私は残念ながら、非協力乗車をする勇気や気力はありませんが、貴団体が非協力乗車など積極的に活動をしているにも拘わらず、社に取り合ってもらえない現状に空しさを感じているところです。

最初非協力乗車に賛同できないと言った趣旨は、効果がないとの思いからです。しかし、貴サイトをよく読んでみて、啓発活動に一定の効果があることが分かりました。

しかし、この事業者を始め、各事業者に取り合ってもらえない現状をなんとか打破できないものかという思いになりました。

女性専用車反対の問題は、感情的に差別がどうだとか言うことを訴えても、いまいち効果がでにくく、この問題に関心がない人の賛同が得にくいところかなと思います。

問題点を整理すると、次の3点かと思います。

1、当初痴漢対策という名目だったが、痴漢減少の効果がはっきりしないばかりか、「件数は公表しない」などとごまかした対応をする事業者が多い。男性に対する差別だとしても、効果がはっきりすれば、合理的な差別的取り扱いとして許容すべきかとの考えもあるが、効果がはっきりしないのに、合理性のない差別的取り扱いにより、メリットよりデメリットが上回る。

2、デメリットのひとつとして、体の不自由な人が、不便や危険な思いをする。そのデメリットを解消する努力よりも、いったん定着した女性専用車を守ることを優先する事業者の姿勢。

3、もし痴漢減少に効果があるならば、その効果と、体の不自由な人をはじめとした、多数の男性客の不便との優先順位の比較となるだろうが、それならば、効果の高い時間帯に導入するなど、データを示して理解を求めるのが公共交通事業者としてあるべき姿だが、閑散時間帯など効果の薄い時間帯も含み、よくよく検討することもなく、一律に導入することで、一部の女性客が喜ぶことで定着しているから効果的だと判断すること。

4、本来的にはこのような車両があることが、望ましくないのだが、必要悪として最低限導入するので、その最低限を選んだ根拠を示し、理解を求めるならばまだしも、そのような姿勢が一切見られず、よく分からない一般客をごまかした対応。

女性専用車が、男性差別につながるから反対という、感情的な考えだけでは、効果に限界を感じるため、具体的に不便を生じた体の不自由な男性などの事例などを挙げて、そのデメリットをどのように考事業者に問いかけていくのがよいと思いますが、一個人からの意見では、適当にあしらわれるので、例えば障がい者団体など、他団体と連携して、問題点を炙り出していっては、よいのではと思いました。

以上、貴サイトを拝見した後、私なりに思った感想です。

当会からの回答

※再度、ご意見投稿ありがとうございます。

まず、「非協力乗車が効果がない」というのはあなただけではなく、結構多くの人が最初はそのように思うようです。

インターネットなどを見ていますと、中には「そんなこと(非協力乗車)をするより、本社に直接抗議すれば早いのになぜそんなことも分からないのか?」などと言う人もいるのですが、そういうことを言う人は「本社が抗議内容をきちんと聞いてくれる」という思い込みを前提にものを言っているわけです。

もちろん、(あなたもご承知かと思いますが)本社に抗議しても「それだけ」では鉄道会社の対応は何も変わりません。

大抵適当にやり過ごされるだけです。

これでは抗議しても何の効果もありませんし、また反対派の存在自体が世間に知れることもないので、鉄道事業者としても痛くもかゆくもありません。

本社抗議だけでなく、非協力乗車を行って、その様子をインターネットで動画として公開することにより、世間の人々が「女性専用車両反対派の存在」を認識します。

もちろん、賛同者だけでなく異論・反論もあるわけですが、少々異論・反論があったとしても世間にその存在も知られずに活動するより、反対派の存在を世間に広く知らしめたほうが良いわけです。(もちろん犯罪行為などのような、見る人の大半が非難するようなことをするのは「論外」ですが)

そうしなければ、活動そのものの賛否以前に反対派の存在自体が世間に認知されないので「何をやっても影響力ゼロ」ということになってしまいます。

また、女性専用車両反対意見の存在を「ほぼ無い」ことにしてしまいたい鉄道事業者としては反対派の存在が世間に認知されないほうが都合が良いわけです。

活動の存在が世間に知られることによって、私達のサイトや動画の内容などをチェックして見る人が出てくるし、また私達の主張もたくさんの人が見るようになります。

とかく世間の人々は自分達に関心のあること以外は上辺だけしか見ないのが普通です。

ですから鉄道事業者が「女性専用車両は痴漢対策だ」と言えば、ほとんどの人はそれを全く疑わず、鵜呑みにしてしまうわけです。

実際には、女性専用車両が営利目的化していることや、男性の障がい者や高齢者がそのような「営利目的化した車両」から排除されているという実態があるわけですが、そうしたことにもなかなか世間の関心の目が行きません。

「痴漢対策」という、もっともらしく聞こえる建前のもと、体よく罷り通ってしまっているのが実際のところだと思います。

そこで私達は合法的な範囲内の活動で、そうした「世間の目がなかなか行かない部分」のことも、世間に知らしめていこうとしているわけです。

私達が今するべきは「女性専用車両が決して痴漢対策のために作られたものではない」・「女性専用車両の導入推進にはウラがある」・「女性専用車両はウソだらけの代物である」ということなどを、数々の資料やその他、根拠も示しながら、少しずつでも世間に知らせて行き、「痴漢対策のためにやむなく設けられたもの」だという思い込みを少しずつでも解いて行きながら世論の変化を待つことだと、私達は考えています。

やはり、「女性専用車両は痴漢対策=正当なもの・やむを得ない」という思い込みを解いていけば、おのずと「女性専用車両は差別に当たる」という意見にも耳を傾けてくれる人は増えてくると思います。


阪急京都線利用者の方からいただいたご意見投稿

●性別:男性

●通勤で阪急京都線を利用しており、以前より女性専用車両については疑問に持っている一人です。

阪急はなぜ、平日の終日にも女性専用車両を適用しているのかがかなり疑問です。

特に昼間の特急は時間帯にもよりますが、空席があるほど空いています。その中で専用車両は必要でしょうか。

任意だと思っている乗客よりも女性しかだめだと思っている乗客のほうが多いような気がします。特にあの女性専用車両と貼っている車両は特急以外でも快速急行にも利用され、通勤時間帯での利用者は大半が女性ばかりで、男性が乗車するのは拒まれる雰囲気になっているような気がします。

また私が平日の特急の女性専用車両を見る限り、他の車両に比べて空いているような気がします。

すぐ隣の車両は立つ人がいるぐらいの乗車率で、その中には女性の方も多く乗車しており、隣の女性専用車両へ乗車すれば女性もゆったりと乗車できるしその分男性もゆったりと乗車できると思います。

女性専用車両は鉄道会社だけの問題だけでなく、利用する女性の意識の持ち方にも左右されるのではないかと思います。なぜ、女性だけが1両分だけ多く、乗車できる車両が優遇されているのにそれを利用しないのか。女性専用車両という優遇された空間があるのにもかかわらず、同乗者に男性がいないにも関わらず、その隣の車両に乗車するのはなぜかを一度問いたいものです。

私の最寄り駅は淡路駅で特急の女性専用車両は階段にも近く、十三や梅田でも階段に一番近い車両です。

わざわざ隣の車両に乗車するめんどくささとその隣の車両に多くの女性が座っており、空いている女性専用車両を利用しろと思う腹立たちさでストレスが貯まるときもあります。

一つドアが違うだけでなぜ、女性は女性専用車両を利用しないのかと思うのは私だけでしょうか。
せめて、平日の昼間は女性専用車両をなくして欲しいことと全国的に女性専用車両の条件を統一を提案させてもらいます。

当会からの回答

※この度は当会にご意見投稿くださいまして、ありがとうございます。

阪急については2002年ごろ、当時の国土交通省の社会実験に付き合わされる形で京都線の特急に終日女性専用車両を導入し、そのまま正式導入しました(恐らく最初から正式導入は決まっていたと思われます)。

当時の国交省は基本的に女性専用車両は終日運行する方向で話を進めており、「一気に終日導入する」のが良いか、「最初は朝ラッシュ時だけにしてその後、少しずつ拡大していく」のが良いかを見極めるため、阪急に終日、京阪にはとりあえず朝ラッシュ時導入するという形で社会実験を行いました。

(国交省の報告書)http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha03/15/151209/02.pdf

つまり、痴漢対策として必要か否かではなく、最初から女性専用車両の終日導入ありきだったわけです。

また、女性専用車両を任意としているのもこれまで当サイトで何度も申し上げてきた通り、「法的な問題を上手くかわすために、形式上任意協力にしているだけ」で、実際にはわざわざ「女性専用」と表記して、利用者を勘違いさせ、事実上強制できるようにしているわけです。

ですから、「女性しかだめだと思っている乗客のほうが多い」のはある意味当然といえるかもしれません。

鉄道会社自身が率先して「女性専用」という強制力があるかのような名称で利用客を騙しているわけですから。

当会をはじめ、反対派の活動により「女性専用は名前だけで、実は任意協力である」ということを知る人が増えましたが、恐らく当会のような活動がなかったら今頃、「任意協力」であるということは国土交通省の役人と、鉄道会社内でもごく一部のトップ以外誰も知らないまま、利用客も現場の鉄道員も強制であるかのように思い込み、男性が女性専用車両内に居ようものなら力づくで強制排除するのが当たり前になっていたかもしれません。

女性専用車両を利用しない女性がいることについては、理由は人それぞれでしょうが、どうやら一部に敢えて女性専用車両を避けている女性客がいるようです。

女性専用車両だと、男性の目がないことを良いことにだらしのない行為をする女性がいることや、態度の悪い女性客が多く、よく女性客同士でトラブルになることなどが原因のようです。

そういう意味でも、何が何でも女性専用車両を継続しなければならない理由などないようにも思えますが、実際のところ(この阪急もそうですが)どうやら女性専用車両を設置すると顧客満足度(CS)の向上になると思っている鉄道事業者が多いようです。

つまり、痴漢対策などからは完全にかけ離れてしまっているわけで、そういう点からも女性専用車両は廃止するべきだというのが当会の考えです。


過去2回、女性専用車賛成の投稿をされた方からのご投稿

●性別:男性

●先日、正義の味方気取りで2度貴会の方針にはむかった男です。

さらに考えに考えを重ね、脳みそから汗をかかんばかりに沸騰させんばかりに頭が痛くなるほどに考えました。

そして一つの結論に至りました。

女性専用車両を欲する女性こそが、古色蒼然たるジェンダー観に囚われ、自らを弱者と位置づけか弱いから守って貰いたいという甘えを持っており、真に男女平等が実現することを妨げている、と言うことです。

そして、今までの私は、本当に大人扱いされない大きな図体をした子どもであり、背伸びをして大人に見られたいがために、くだんの甘えを持った女性に阿ってまいりました。

すなわち大人と言うのがどういうものかを勘違いしてきたまま人生30年あまり生きてきたわけです。

そこで、さらに一歩進め、自分の殻を破り、世間でなんとなく作られてきていつのまにか金科玉条と化した旧来の陋習を覆すべく、貴会に入会を決意したというわけです。

私が入会した暁には、手紙とか鉄道会社に書いたりして、貴会の趣旨を伝え理解を求めようかな、なんて思っています。

このような男でよろしければ、ぜひとも入会を許可していただけますようなにとぞ宜しくお願い申し上げます。

当会からの回答

※(以下の文章は、この投稿者への返信ではなく、サイトをご覧の皆様への説明です。)

この方は当コーナーで過去に2度ご意見をご紹介した方で、いずれも専用車両賛成の立場から当会にご投稿されました。

2016年6月~7月のご意見紹介 「正義の味方気取り(?)のご意見投稿」
2016年11月~2017年1月のご意見紹介
 「賛成派男性からのご意見投稿」

そのため、当会から少々きつい目の返信(反論)をしていたのですが、その後、いろいろとお考えになられたらしく、当会に入会を申し込んでこられました。

ただ、過去の投稿内容のこともあり、当会内から入会に反対する意見が出たため、当会会則5条(当時)に基づいてこの方の入会を許可するかどうか当会内で決議を採り行い、その結果、入会に賛成する意見が規定の割合に達しなかったため、入会をお断りいたしました。

(この投稿者の方には「申し訳ありませんが、入会は否決されました」というお詫びの連絡を入れ、ご理解いただきました。)

なお、上記投稿については投稿者の強い希望により、当コーナーに掲載させていただきました。


いつもご投稿くださる方からのご投稿

●性別:男性

●重なる投稿失礼します、もはや女性専用車両は男性を乗せない目的だけの車両になってしまいました。最近ではオレオレ詐欺も男性とは限らないと言った事を今更言ってるようですが、分散乗車を妨害するような女性専用車両を設定して犯罪者対策などと、会社役員の目の前の表玄関だけ掃除する、裏はゴミだらけの現場と同じようなものです。他の車両に男女が乗車する問題を解決しなければ切っても切っても顔出す金太郎飴と同じで、安心な乗車を男性が居ないことでサービスを提供して男性が乗らないのがマナーであるとか、私は法律の周知の後に理解協力を求めることがマナーだと思いますが、強制紛いの協力を拒否したらマナーが悪いとか、喫煙マナーは喫煙を一定に中止したり、喫煙所で喫煙することでマナーを守れるわけですが、属性は属性で禁止されたら属性各々を止めるわけにはいかないし、そこにマナーを当てはめるのは少々変な感じがしますね。私ら男女で間違って女性専用車両に乗ってしまった時も同伴であるがゆえに結局はペアで降車に応じましたが明らかに雰囲気は注意されて降りた空気でした。私は女性専用車両を利用しない女性の心境に真実があるように思えてなりません。毎度度重なる投稿失礼しました

当会からの回答

※いつも当会にご意見投稿ありがとうございます。

仰る通りで、女性専用車両は痴漢云々よりも鉄道会社が男性を一人も乗せまいと一生懸命になる車両になってしまいました。

つまり、表向き痴漢対策と言いながら実際には「男性の存在を無視した、女性優遇サービス」になり下がってしまっているわけです。

当会の活動報告などでもすでに述べられていますが「乗ってますか、女性専用車」などと、女性専用車をセールスポイントのように宣伝するJR西日本のような鉄道事業者もあれば、女性専用車両限定広告で、女性専用車両を広告料収入源として金儲けに利用する鉄道会社(これは全国に多数)もあり、もはや「痴漢対策」など、女性専用車両を正当化するための「隠れ蓑」でしかありません。

他にも「女性専用車両の導入が、人にやさしい、魅力ある鉄道サービスを実現するためのサービス水準向上の一施策・・・」などとサイトに載せていた阪急電鉄の例もありますし、また福岡の西鉄も実際には女性専用車両の拡大には至らなかったものの、数年前にCS(顧客満足度)向上アンケートと称して、女性専用車両の拡大の是非を問うていたこともありました。

女性優遇サービスだからこそ、男性が乗車していると女性客に対するサービスダウンになるので、鉄道会社は男性を一人も乗せまいと一生懸命になるわけです。

なお、鉄道事業者に女性専用車両はマナーかどうかを尋ねると「マナーではない」という回答をしてくることが多いです。

現場の職員などが個人的にマナーなどと言ってくることはあるようですが・・・


関西の中学生からのご投稿

●性別:男性

●女性専用車乗りながら女性専用車のステッカーに中指立ててる、中学生の鉄道ファンの者です。非協力乗車などで会った場合はよろしくお願いします。

なぜ私が女性専用車に反対したかというと、なぜ同じ運賃払って電車乗ってるのに一両を使えないうえに痴漢という形で一括りにされなければいけないのかと、疑問になったからです。そしてインターネットなどでよく調べると、女性専用車は任意協力によってできてるということが解りました。そしたら私は協力する価値は無いなと思いました。しかしYou Tubeなどではしつこい駅員や車掌(例)https://www.youtube.com/watch?v=UjTt3nwsYlA、狂ったように暴言を吐くおばさんの動画(例)https://www.youtube.com/watch?v=f7BPCI6EUaEが多いのでやっぱりやめておこうと思いましたが、その後最近は貴会の活動に当該の動画で私が一番乗るチャンスが多いJRでは徐々に改善していってることがわかり、非協力乗車を目的に5月に大回り乗車をしました。結果見事に何もされなかったので。これで私は女性専用車のある列車では女性専用車に一般車と同じのように乗車マナーを守って乗ってます。そして6月にはあまり注目されてない私の沿線の一番近い近鉄線の女性専用車に運動会の代休で乗りました。車掌の声掛けがありましたがありましたが、私が協力を拒否するとすぐに戻りました。そして酷かったのは難波駅駅員です。女性専用車について話すと今後は乗るな、などを言われました、上司呼びましょかなどと言われましたが親にまで絡むとめんどくさいので、無視して帰りました。そして、You Tubeやツイッター(現在凍結中)などで、貴会を支持するコメントや書き込みをしてます。鉄道アイコンで(笑)。最近では女性専用車に中指を立てた画像を投稿したりしてます、それがツイッターアカウント凍結の原因になりましたが(苦笑)。まだニコニコ動画に「やったぜ」という題名でありますが。女性専用車と嘘をついてる鉄道会社の考えを正すようにこれからもしつこく、粘り強く頑張ってください

そして本日、女性専用車を廃止しろと脅迫した事件が発生したようです(注:このご意見投稿は、2017年3月7日のものです。この日、名古屋市営地下鉄の駅や本局などに「女性専用車を廃止しろ」という投書とともに、ガソリンが送りつけられる事件がありました)。これは流石にやり方がヤクザみたいで支持出来ない処ろか、よくも反対派のイメージを汚してくれたな(怒)と思ってます。風評被害にはお気をつけください。

当会からの回答

※当会にご意見投稿ありがとうございます。

あなたのような若い世代の人にこの問題について関心を持っていただけること、大変喜ばしく思っています。

ただし、どうかご無理だけはなさらないようにお願いします。

近鉄も以前は非協力乗車した当会会員に対し、助役などがしつこくついて乗車するなどした挙句、その会員が本社に抗議すると、今度は本社の社員が何と「女性専用車両は法律に基づいて実施しており、強制である」などという、トンデモ回答をしてきたことがありました。

2012年12月 近鉄への質問状提出について 参照)

それで、当会から国土交通省にこのことを報告。

その結果、国交省から近鉄に「指導」が行われ、その後は割とおとなしくなってきていたと思っていたのですが、今でもまだその難波の駅員のようにきちんと運賃を支払っている乗客に向かって「今後は乗るな」などと言う者もいるのですね。

あと、名古屋市営地下鉄の「ガソリン送りつけ事件」ですが、このような行為は(もし本当に反対派の仕業なら)反対派自ら敗北を選ぶような愚行であると思います。

鉄道事業者にしろ、当会のような反対派にしろ、先に法に触れるようなことをやった方が負けなのです。

ですから、当会がこのようなことを会として実行するようなことは絶対にありませんが、まだ(2017年4月時点で)犯人が捕まっておらず、この事件が「愚かな反対派の仕業」なのか、それとも「反対派のイメージダウンを狙った”工作員”の仕業」なのか、現時点では何とも言えない状況です。

この「ガソリン送りつけ事件」の少し前に、同じ名古屋の地下鉄東山線今池駅でホームの「女性専用乗車口ステッカー」が剥がされるという別の事件がありましたが、この「別の事件」で捕まったのは当会と全く関係のない、44歳の無職男でした。

私達が合法の範囲内で正当な活動を心掛けていてもこのようなことをする人間がいると、やはり当会を含めた反対派のイメージダウンになりますので、いくら専用車両に反対といっても法に触れるような行為だけは厳に慎んでいただきたいものだと、これらの事件を見てつくづく思います。

あなたは現時点では中学生とのことですので、当会にはまだ入会できませんが、中学を卒業されましたら当会への入会もご検討ください。

会員一同、お待ちいたしております。


女性専用車両は廃止したほうがいいと言いつつ、理由が(?)な女性からのご意見投稿

●性別:女性

●女性専用車両は、女性の乗車の多くなる車両です。男性も乗ってもかまわないという曖昧なものだとかえって痴漢に協力しているようなものなので廃止した方がいいと思います。

女性に囲まれて高揚してる男性も多くいますし、犯罪を誘発してるとしか思えません。

ただ、痴漢にあったことのある女性が安心して通勤できるように、痴漢にあわないようにするのも解決できないので何とかしないといけません。

男性専用と女性専用を6:4でつくったらいいと思います。女性は必ず男性専用車両には乗りません。

当会からの回答

※ はっきり申し上げますが、ちょっと思い込みや勘違いが過ぎるのではないでしょうか?

あなたのご意見を見る限り、最初に「女性専用車両に乗る男性=痴漢」という思い込み・決めつけがあるように見えます。

私達も好きで女性専用車両に乗車しているわけではありません。

本当は乗りたくありませんが、鉄道会社の本社に対して直接抗議をしても鉄道会社はそれを適当にやり過ごし、こちらが諦めるのを待つだけなので、敢えて女性専用車両に乗車し、鉄道会社のウソ(任意なのに事実上強制)を許さない活動をしているのです。

ですから、車内の女性客には全く用はありません。

「男性専用と女性専用を6:4でつくったらいいと思います」とのことですが、乗客をさばき切るだけで大変な朝ラッシュ時に車両を男女別にしてしまうのはまず不可能ですし、またもし可能だったとしても鉄道会社は男性専用車両など一両たりとも作る気はないでしょう。

鉄道会社に何のインセンティブもありませんから・・・

また、「女性は必ず男性専用車両には乗りません」というのも「?」です。

あなたは男性専用車両があったとしても「必ず」乗らないつもりなのかもしれませんが、他の女性が「必ず乗らない」とは限りません。

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