2011年8月 関東本部:京王線と東急東横線 任意確認乗車会

実施区間:新宿(京王)→明大前→渋谷(東急)→菊名

当会関東本部では、去る8月26日、京王線・東急東横線において任意確認乗車会を行いました。

まず19時に京王線新宿で集合し、明大前まで乗車した後、渋谷に向かい、さらに渋谷からは、渋谷で20時に待ち合わせをしていたグループと合流し、東横線で菊名に向かいました。

以下、当日参加したメンバーからの報告です。


8・26 関東本部 京王線・東急東横線 任意確認乗車会の報告

●京王線新宿~明大前

19時に新宿に集合し、京王線の乗り場へ向かいました。

その日の京王線は、大雨の影響で数分の遅れてが出ており、女性専用車両は中止の案内放送が流れました。

しかし、男性が女性専用車該当車両へ移動してくる様子はあまり見られませんでした。

私達はいつものように準特急の10号車に乗車。

すると、設定を中止しているにもかかわらず、1人の女性客が乗車会参加者の一人に声をかけてきました。

そこで、その参加者が、(設定を中止していることには、敢えて触れず)「女性専用車両は任意であり、男性も乗れること」を説明すると、その女性客は引き下がりました。

明大前に到着。ふとホームの電光表示板を見ると、準特急の発車表示のあとに、いつものように「10号車は女性専用車となります・・・」の表示が流れており、女性専用車両中止の案内放送もしていなかったため、そのことについて駅の詰所で5分ほど抗議をし、そのあと井の頭線で渋谷へ向かいました。

●東急東横線・渋谷~菊名

渋谷からは、渋谷で20時に待ち合わせを行なっていたグループが加わり、人数が大幅に増えました。
多人数になったため二手に分かれ、一方は先発の通勤特急に乗車。

もう一方(私も含む)は後発の急行で追いかけて、自由が丘で合流。

自由が丘からは全員で菊名に向かうことにしました。

渋谷で後発の急行に乗車しようとしたところ、駅員からの声かけがあり、断ったところ、「途中から駅員なり警備員が同乗する場合があります」とのこと。何だか嫌な予感。
中目黒でも駅員が3人も乗り込んできて、声かけしてきました。

このようなことを繰り返すのは、「お願い」ではなく強要というもの。

しかもそれを見た女性客がますます「勘違い」する要因にもなる。

自由が丘で、先ほど渋谷駅で先発の通勤特急に乗車したグループが乗車してきて、私達と合流。車内には私達以外にも男性客が数人乗車していました。

途中、主要駅には駅員が待機しており、声かけはしないまでも私達のことを確認している様子でした。

日吉に到着。ここで1人の中年女性客が、女性専用車両に乗っている私たちを追い出そうとして、ホームで待機している駅員に、「この人、ここ、ここ、たむろしている、なんとかして」と、指をさしてきました。

そしてその女性客から話を聞いた東急の駅員も車内に乗り込んできました。

当然その駅員は声かけに来ました(本来ならば私達に声かけするのではなく、その女性客に「任意なので男性も乗れる」ことを説明するのがスジというものですが・・・)駅員はすぐに引き下がったものの、女性客はそれでもまだ私達にイチャモンをつけてきたので私達で論破。

納得のいかない様子で退散して行きました。

やがて列車は菊名駅に到着、私たちはここで下車しました。

●菊名駅事務室で抗議

私達は菊名で下車しましたが、やはりホームに駅員がいるので、先ほど、女性客からイチャモンをつけられたことに対して抗議をしようとしたところ、事務室でということになり、メンバーのS氏とM氏の2人のみ事務室へ抗議に行き、残りのメンバーは先に二次会のファミレスへ移動しました。

事務室に抗議に行ったS氏・M氏によると、渋谷駅での乗務員(?)の声掛けなど、東急で私達が女性専用車両に乗った時の対応についての抗議を行い、女性客に対しては、「男性も乗れる」ということを説明するよう要請したとのことです。

また、鉄道各社の内部手順では、「女性専用車両を利用する男性のお客様に対しては、1回のお声掛けまででお願いする」ということになっているが、各駅係員にとっては1回でも、それを受ける男性の乗客は駅に着くたび、何度も声かけを受けることになってしまうので、これを、「乗客側から見て1回」に改められないか?とも申し入れたそうです。

東急側からの回答は、相変わらず「本社に伝えておきます」というテンプレ回答だったものの、「菊名駅では、女性客から申し出があった場合は、任意であると伝えるよう、駅係員に指導する」とも言っていたとのことです。

約30分後、抗議に行った2人もファミレスへ到着。打ち合わせや食事をして解散しました。

解散後、一部のメンバーで、JR埼京線の渋谷~武蔵浦和間で女性専用車両に乗車しました。

こちらは、乗車時にメンバーの一人(M氏)が車掌に、(男性客を女性専用車両に乗せないために)しつこく案内放送を流すようなことはしないよう釘をさしたこともあり、何もなし。

また私達以外にも数人の男性が乗車していました。

今、少しずつではありますが任意性が周知されつつあり、男性の乗車も見られるようになってきました。

この調子で、形骸化へ向けて私達も活動を活発化させていきたいと考えています。

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